VRM5テクニック@:方向幕などを書き換えてみる

ここではVRM5・ONLINEにて方向幕などを書き換える方法を記述します。方向幕を書き換えると、いろんなシチュエーションで車両を使うことができます。
用意するもの
・VRMの本体、車両(当然)
・画像編集フリーソフト(ペイントなど)
・十分なPCの空き容量
・気力
画像編集フリーソフトは高価なものを買わなくても、他のサイト様から方向幕画像を借りる場合はペイントのみで可能です。本格的に自分で幕を作る場合はペイント以外のフリーソフトも必要です。
書き換える方法

車両設定できる部分が何もなくてもテクスチャーは保存できます@まずはVRMを起動し、レイアウターで編成を配置します。編成エディターに対象車両を配置します。

A長押しの右クリックをすると、方向転換、スクリプト編集、車両設定、車両情報と4つの項目が出てきます。 このうち、車両設定を右クリックしたまま左クリックします。すると、左画像のようなポップアップが出てきます。
そこで「組み込み車両テクスチャーの保存」をクリックします、保存場所を選択して保存するのですが、そのままの状態で保存すると拡張子がbmpとなり非常に容量が重くなります。そのため、ファイル名を選択するときに拡張子をbmpからpngに変更しておきます。
また、テクスチャー名もそのままだとクハ481-223、サシ481-・・・と順番がめちゃくちゃになってしまいます。ご自分でわかりやすい方法で付番してください。ちなみに、自分は1両目から1-1 1-2 1-3・・・と付番しています。こうすることで行先により方向幕を書き換えるとき非常に便利となります。

B全車両のテクスチャーの保存が終わりましたら、ペイントでそのテクスチャーを開きます。そこに、他のサイト様から方向幕をコピーして位置を調整して貼り付けることで、方向幕を変更できます。ただし、黒色(R=0 G=0 B=0からR=10 G=10 B=10)はVRMのシステム上透明と認識してしまうため、使う場合は(R=20 G=20 B=20)ぐらいの色を使用してください。ペイントで黒色を使う場合は色の編集で数値を指定することをお勧めします。

C編集が完了したら上書き保存したのち、今度は編成エディターのリソース編集をクリックします。出てきたポップアップウィンドウの追加ボタンを押してリソースを順番に追加していきます。1つ追加の度に追加ボタンを普通は押していきます。しかし、多くリソース登録をする場合はある程度は簡略化できます。以下にその方法を掲載します。

  1. リソースの追加ボタンを押してリソース選択ウィンドウを出し、画像を1度クリックして選択状態にする
  2. Enterキーを2回押す。すると、リソースの決定→追加となり、再びリソース選択ウィンドウが出る
  3. 次のリソースを選択状態にする
  4. 全て追加するまで2に戻る

という具合です。これにより全てのリソースを追加できたら、次は車体に表示させます

D単純にリソースを車体に表示させるだけの場合は上画像の車両Tex.にリソース番号を入力すれば表示されます。しかし、これでは汎用性に著しく欠けます。

Var carNo
GetCarNumber carNo
SetSignTexture carNo

と書き込むことで、号車番号と同じリソース番号が車両に表示されます。リソースを号車の順番通りに追加したのはこのためです。
なお、こちらを応用すれば方向幕を書き換えることが出来ます。順番通りに追加されてれば
(リソース番号)=(パターン)(車両数)+(号車番号)
となってるはずです。これをスクリプトに書き込めば、キーやセンサーで方向幕を書き換えれます。

以上でこちらの説明は終わりです。お読みいただきありがとうございました。

テクニック集へ戻る

inserted by FC2 system